少し前に、上原あずみさんの詞集「ココロ」を購入しました。
もともと、初期の頃のシングル(特に「無色」)は好きだったんですが、
最近ひょんなことから2ndアルバム「生きたくはない僕等」を聞いて、
その詞にココロ撃たれたのです。
ずっと昔に1stアルバムを聞いて、本人作の詞を見たときから、
闇を抱えた方なのかなーとは薄々思ってたんだけど、
2ndアルバムはより露骨に、赤裸々に心の内を吐き出してる感じで。
もっとこの人の言葉を聞きたいと思い、詞集購入へと至ったのです。
詞集のほうは、絶望と期待が半々に入り混じったような内容。
全体の構成を大まかに示すと、
絶望・不信 ⇒ 愛って? ⇒ 幸せになるために
・・・みたいな流れ。
中盤の「愛」を連呼してくるパートがなんとも印象的です。
以下で、気に入ったor共感した言葉をいくつか抜粋してみます。
●「どうしてそんなに強いの」
「人を信じないから。どんな事にも期待をしないから。欲望や希望を自身から消し去るから」
死んでるように生きてるあたし
●私は心で想うことと頭で考えることが一致していない
頭で考えることがポジティブ 心で想うことがネガティブ
とてもバランスがわるい 正反対だよ だからいつも心がついていかない
●解ってるんだ 人間は独りで 自分以外の人間は他人だって事位
なのに・・・ どうして・・・ 少し休ませて欲しい
●一瞬で構わないから 私を想い出して
一瞬だけでもお願い 私を忘れないで
●愛をどうやって人に与えるのか解らない
だからあたしは愛を貰ってはいけないの
●本当に欲しいのは薬じゃなくて愛なんでしょ?
●「愛」なんて単なる言葉でしょ?
とにかく必要とされたい どうすれば必要とされるんだろう
●愛が欲しい人があふれかえっているのに
どうして 愛に飢えてる人が あふれているの?
●疑ってばかりで 何も愛し受け入れられない あたし
●血を流しても心の傷は癒えないよ
●無理して笑顔を作るよりも 誰かを想って泣いていたい
●「No」と言われる事を恐れていたら
「Yes」と言われる可能性まで失っちゃうよ
●自分を疑わない事が 自分の気持ちを疑わない事が
幸せを感じられる事につながっていく
●幸せとは なるものではなく すでにそうである事への気づき
●幸せをつかむんじゃなくて 幸せを感じられる心をつかむの
●強いって事は 泣かない事じゃない
泣いても また 笑える事