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生きちゃってるし、死なないし

図書館でいくつか本を借りてみた。

あした笑顔になあれ 夜回り先生の子育て論 あした笑顔になあれ 夜回り先生の子育て論
水谷 修 (2006/06/10)
日本評論社

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パーソナリティ障害がわかる本―「障害」を「個性」に変えるために パーソナリティ障害がわかる本―「障害」を「個性」に変えるために
岡田 尊司 (2006/05)
法研

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生きちゃってるし、死なないし―リストカット&オーバードーズ依存症 生きちゃってるし、死なないし―リストカット&オーバードーズ依存症
今 一生 (2001/08)
晶文社

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1冊目はすでに読了。
2冊目、3冊目は現在読んでる最中。
特に3冊目の内容が、いろんな人の発言・考え方・生き方が載ってて。
それらをすべてきちんと理解するのは難しいんだけど、
でも読んでてすごくリアリティがあって。
以下に、いくつか気にかかった部分を引用しておく。

さならたくさん:
「誰からも等しく愛されたかったよ。
あたしが世界を公平にとらえていれば、
世界もあたしに公平をもって接してくれるはず。
公平に公平に。
何に対しても私情を交えず愛さねば。
あたしはいつも公平でありたくて、誰にでも同じ誠実さでいたかった。
でも極私的な情念やいまだ昇華されずにいるトラウマは
あたしが完全(公平)であることの邪魔をする。
そのバランスをとるためなら、自分の感情が納得いかなくてもかまわない。
世界を「公平に」とらえてはみたもののどうしてもやり場がなく、
残ってしまった情念は、自分へ向かう。
感情にはむかって公平ぶったツケは、自分の身体へ。
自傷は、押さえ込んだドロドロの情念の落とし前」

「あたししかあたしを許すことはできないのだ。
切る切らないは、あたしが決める。
あたしの傷は、あたしが愛す。
それが、新しいあたしの『公平さ』なのだった」

すごく突き詰めるところまで突き詰められた感じの主張で、
理解するのは簡単じゃないんだけど、なんだかちょっとくるものがあったので…。

エリシアさん:
「リスカはいけないこと?」と悩み続けたピークで、ふと気づいたのだ。
「『あたしって切る人じゃん』って思えたんです。
自分で自分にカミングアウトするまで頑張って切ってた。
なぜ私はリスカをしているかを考えるより、
『リスカをしているから私がいるんだ』って思ったほうが、
生きる気力になると思います」

なるほどこういう発想の転換もあるんだなーと。

村石雅也さん:
「自分の気持ちを認めさせたいという気持ちはそんなにない。
悩みたいんですよ、僕は。ヒマだったら悩みを深めて、もっと苦しんでみたい」

「一番重要なテーマは、『カミングアウトがしたいんだな』ってこと。
同性愛者がカミングアウトするのと同じで、
よくわからない罪悪感を感じていたのを、
『同性どうしでセックスしちゃ悪いのか!』って言うことで、
自分の中のうしろめたさを払拭していったのと同じかな」

境遇・環境的にも、一番共感してしまう発言。
痛くて悲しいんだけど、なんとなく理解できてる自分がいる。

そもそも「何かに依存する自分は精神的にも肉体的にも弱い人間」と考えるのは間違い。
むしろ依存することで負う苦しみに耐えてこれただけ強いのだ。
自分では健康だと信じ込んでいる人が、あなたの負ってきた苦しみを味わう日が来たら、
きっとその人は即死する(笑)。
つまり、「弱者」自認は強者の証明。
自分を弱いと思えるだけ、あなたは強い。

自分は弱いと思うことは、強さへつながる可能性を導く。
それは確かにそうかなと思う。

あと、これは「本当にそのとおりだな」と思ったことの引用・要約。
誰かに自分を承認された経験が足りない人に
中心的承認(相手が認めてほしいと思っているポイントを(部分的に)認めること)を
与えると、包括的承認(まったく無条件に相手のすべてを受け入れること)をされたと
勘違いしてしまう。
「あの人は私のことをよくわかってくれる」と思える経験は気持ちいいが、
「私のすべてをわかってくれた!」などと喜ぶのは早とちり。
相手のすべてを理解することなんて誰にもできない。
承認欲求をふくらませてしまうのは人情だし、自発的な動きだが、
向こうも生身の人間。相手がわがまますぎると
次第に距離を置き、あなたに好意的ではいられなくなるだろう。
本当に大切で友好関係を長続きさせたい相手とは、
「基本的な距離」でつきあうのを崩さないのがコツだ。
そして、この距離のキープができるようになることが
「その人がいるから生きていられる自信」を作り、
やがて「その人がいなくても生きられる自信」を生み、
最終的に「一人で生きられる自信(淡々とした自信)」を育てていく。

僕にはこれが必要なんだと強く思った。
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