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「パーソナリティ障害がわかる本」を読んで

先月借りた本の返却期限が迫ってる!
ていうか明日には返却したいので、気になったとこを急いでメモ。

パーソナリティ障害がわかる本―「障害」を「個性」に変えるために パーソナリティ障害がわかる本―「障害」を「個性」に変えるために
岡田 尊司 (2006/05)
法研

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基本的に本文からの引用・要約で構成。
# から始まる行は僕のコメント。

●認知療法

心の働きを、外界からの情報入力に対して行動を出力する
一種の情報処理として考える。
人はその情報処理機構によって、環境に適応するために必要な行動を取っているが、
パーソナリティ障害の人は、情報処理の仕方に一定の偏りがあるため、
適応にとって不利な行動を取ってしまう。
なぜそんな不利な適応戦略を見につけてしまったかというと、
そうすることが有利だった時期があったため。(例:童話「狼と少年」)

情報処理の一定のパターンのことを「スキーマ」と呼び、
さらにスキーマは、その人が世界の原理としている「信念」と、
行動の基本方針としている「方略」がある。

※境界性パーソナリティ障害の人の場合の例
信念:「自分は価値のない人間だから、人はどうせ私を見捨てるだろう」
方略:「見捨てられるなら、こっちから見捨てたほうがましだ」
   「見捨てるのなら、それを後悔させねばならない」

# 僕は情報の人だからか、人の心を情報処理機構と捉えてるあたりに興味がわきます。
# 最後の例がなかなかにインパクトありました。
# 僕の方略は、後者のほうかな(最低)


●パーソナリティ障害はデメリットばかりじゃない

パーソナリティ障害の人は、その偏りやとらわれ、傷つきやすさのために、
しばしば生きづらさを抱えているが、同時に、
そうしたなかで生きていく上での、特別の能力や個性を発達させることも多い。

例)
傷つきやすさや安心感の乏しさ → 繊細な感性や他者に配慮する能力
自他の境界のあいまいさや現実感覚の脆さ → 常識を超えた発想や創造的な能力

# プラス面もあるんだよってことで。
# どうせなら生かせる方向にいきたいよね。


●アスペルガー障害

注意欠陥・多動性障害(ADHD)が主に
行動のコントロールに問題を抱えているのに対し、
アスペルガー障害は、社会性や対人関係の面に困難を抱え、
視線を合わせない、
コミュニケーションや対人関係に消極的だったり、一方通行になる、
相手の気持ちや場の空気を読むことが苦手で、
周囲からずれてしまったり、浮いてしまいがち。

# アスペルガー障害は用語として覚えておきたい。


●境界性パーソナリティ障害の診断

以下の9項目のうち、5つ以上該当で示される。

(1)見捨てられ不安としがみつき

相手のささいな行動や言葉で
「自分は邪魔だと思われている」「自分を見捨てようとしている」
などと極端な結論に達し、自分が相手にとって何の価値もない存在だと感じてしまう。
そうなるのを避けるため、必死に相手にしがみつこうとする。

# このあたりそのまんまっぽい。

(2)両極端で不安定な対人関係(理想化と失望の繰り返し)

# これはたぶんないと思う。
# 「この人素敵だ!」って思った人を、ささいなことで
# 「最低な人だ!」なんて思えない。

(3)めまぐるしい気分の起伏

比較的軽いうつ状態を繰り返すものを「気分変調症」と言い、
パーソナリティ障害では合併が多い。

# これはあるでしょう。

(4)反復する自殺企図や自傷行為

# 死を描くことは救いなんでしょう。
# つらければいつでも死ねる、そう思うと少しラクになれるのかも。
# 生きていけるのかも。

(5)自己を損なう行為への耽溺

薬物乱用、アルコール、場当たり的なセックス、
スリルだけを追い求める恋愛、万引き、過食、買い物依存など。

# 全然やらないよねー。薬物乱用はあこがれるときもあるけれど。

(6)心にある空虚感

楽しいはずのときも、漠然とした空虚感や空しさがつきまとう。
幸せを感じ続けることが苦手。
逆に物事がうまくいかないときは空虚感も強まり、
生きること自体が無意味に思えてくる。

# このへんは当然のごとく当てはまります。

(7)アイデンティティ障害(自分が何者かわからない)

「自分が何者かわからない」「なぜここにいるのかわからない」

# まあ考えることもあるけど、そこまで深刻には考えてないかな・・・?と思う。

(8)怒りや感情のブレーキが利かない

# 逆に自分のなかにすべて押し込めるタイプです。

(9)解離や一過性の精神病状態を起こしやすい

解離とは、意識や記憶や自己同一性の連続性が
一時的に保たれなくなること。

# 一応、連続性は保たれている・・・でしょう。


●境界性パーソナリティ障害の要因

(1)養育と親子関係

・母親からの自立を成し遂げていく段階がうまくいかなかった(1歳半~3歳)
  - 親が子どもに不安定な愛情や関心しか与えない or
  - 子が親離れしていこうとすることに親が不安になり、過剰に保護

# むしろ、今まさに後者のような感じがありそう。

・父親の不在
  - 母子の密着を促進
  - 「叱る存在」としての父親機能の不在

# うーん。

(2)遺伝的要因

遺伝的要因よりも環境的要因が大きく影響しているという実験結果もあるが、
境界性パーソナリティ障害に遺伝的な要因も関与していることは
広く認められている。特に気分障害(躁うつ病、うつ病)との関係が深いとされている。

(3)心的外傷体験

たとえば身体的、性的な虐待や、事故や事件の被害者となるなどの
心的外傷体験が、境界性パーソナリティ障害の人にしばしば
認められることが知られている。
その一方で、明白な心的外傷体験が認められないケースもあるし、
同じような心的外傷体験をしても境界性パーソナリティ障害になる人と
ならない人がいる。あくまで心的外傷体験は複数の原因のうちの1つ。

(4)社会的要因

個々のレベルを越えた、社会的なレベルの要因。


●「パーソナリティ障害」から「パーソナリティスタイル」へ

パーソナリティ障害を克服するということは、
まったく別の性格になることではなく、もともと持っている傾向を
病的な落とし穴に陥らないようにコントロールする力をつけ、
バランスの取れた個性として本来の魅力を引き出すこと。
その結果、パーソナリティ障害はパーソナリティスタイルと呼ばれる
1つの個性に成熟していく。

※境界性パーソナリティスタイルとは

人とのつながりを大切にする。
情に厚く、ややベタベタした人間関係になりやすいところはあるが、
ある程度距離が保て、過度に理想化してあとで落胆しないように、
思い入れにほどよくブレーキをかけられる。
感性豊かで、創造力に富み、とても創造的。
周囲のものにとっても新鮮な刺激を与える存在となる。
気分屋な面もあるが、ある程度それをコントロールできる。
疲れて気分が沈んだときは、疲労が蓄積しているのだと理解し、
積極的に休養をとりリフレッシュするようにする。
一人の信頼できる人との関係を大切にする。
見捨てられるのではないかという不安よりも、
相手を信じ、大切にしたいという信頼や愛情が勝っている。

# こういうのを目指したいね♪


●回避性パーソナリティ障害克服のために

自信のなさと失敗の不安にとらわれて、身動きがとれなくなっている。
何か誘われても、何かやりたくても、
うまくいかなかったらどうしようと思って二の足を踏んでしまう。
しかし勇気を出してやったとき、やってよかったと思える。
やっているうちに失敗の恐れや不安というものは消えていくもの。
やろうかやるまいか迷ったときは、だまされたと思ってとにかくやってみる。
きっと、やったことを後悔するよりも、やってよかったと思うことのほうが多いはず!

また、傷つくことを恐れ、うまくいく経験ばかりを求めないことも大事。
失敗する経験は、成功する経験より大切でもある。
失敗したらまた挑戦すればいいや、くらいに思って気軽に試そう。

# 高いプライドや理想は、少し引き下げることが必要だと思う。
# そして失敗を恐れずに。一歩ずつ成長!
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