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大切な人

ずっと好きな人がいた。
その人とは数年前にネットで知り合って、
どこか似ているものを感じて、
好きなものなんかも似ていて、たくさん共感できて、
その人のことをもっと理解できたらって、ずっと思っていた。
少しでも近づけたら、って。

その人は自分を肯定するのが苦手で、否定ばかりしていて、
でも僕は、その人のいい面をたくさん感じていたから。
僕は伝えたかった。
君が君を否定しなくてもいいように。
でも最後まで伝わらなかった。君は認めようとしなかったね。
それは僕のなかで、何より一番悲しいことだった。

君を幸せにできればいいな、なんて思ってた。
「幸せにする」って言っちゃうと仰々しいけど、
何か少しでも、君を笑顔にできるきっかけを作れるような、
そんな存在になれればいいなって。
自分なんかが君と釣り合うわけがないって、
そういう思いもずっとあったけれど、
いつもならもっと早くに逃げ出してしまっていたかもしれないけれど、
それでも君のことは、なかなか諦められなくて。
簡単には諦めたくなくて。

迷惑なんだろうなって、
君を困らせて、苦しめて、混乱させてしまっているだけなんだろうなって、
それはずっと心苦しかったけれども、
それ以上に、未来に期待していたのかもしれないね。
いつかは届くかもしれない、なんて。
届けばいいな、って。

お互いにたくさん傷ついてきたと思う。
君から別れを切り出されるたび、僕は自分を責めた。
そのとき、きっと君も自分を責めていたんだと思う。
お互いに不器用だったり、未熟だったりで、
でもそうやって過ごしてきた時間は、
少なくとも僕にとっては、大事なものだったよ。
大事に思いたい。忘れたくない。
君は忘れてしまいたいと思うのかもしれないけれど…。

君が離れていってしまうのが怖かった。
だから、少しでも共有できる話題を増やしたかった。
Jr.もエグゼもハンター×ハンターも、全部君譲りなんだよね。
そんな自分が正しいのかどうかわからなかった。
結果的に、君に嫌な思いをさせるんじゃないか、
君の好きなものを奪うことになるんじゃないかって、
そういう心配があったから。
それに客観的に見て、気持ち悪いことなのかなとも思ったし。
君とたくさん話せて、いろいろな話題を共有できたことは幸せだったけれど、
今となっては、やっぱり申し訳なかったのかな…って思う。

9月の東京遠征は、そういう意味で、
覚悟を決めた1つのターニングポイントだったんだよね。
自分のなかでもわからないものがあって。どこかで賭けだった。
後ろめたいものを感じつつ、
一方でそれが感じる必然のあるものなのかどうかも判断できなくて。

そして、僕はつらくなると同時に少し嬉しかったのかもしれないんだ。
やっぱりその罪悪は必然だったんだとわかってつらさを覚え、
君のなかに僕という存在がまだ強く残っていたことにささやかな喜びを覚えた。
つらくて、嬉しくて、悲しくて、崩れて。
君は「ふざけるな」と思うかもしれない。
それでも君を大事に思う。
思いたい僕は、どうしてなんだろう?

今の僕には、君の幸せを祈ることしかできない。
できることなら、僕が君の幸せを支える役目を担えたらいいなって思っていたけれど、
おそらくそれは叶わないことだから…。
それならせめて、君には幸せになってほしい。
君が、君を笑顔にしてくれる誰かと、出会えればいいなって思う。

君を傷つけたいなんて思わない。
君には、幸せになってほしい。
僕には、それを願うことしかできない。
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